乙供駅~三沢駅界隈は日帰り温泉銭湯が豊富にありますので、電車でぶらり旅するのには最適です。
今回は青い森鉄道の新車にも乗ってみたかったので、快速列車八戸行をチョイス。
3月15日デビューの「青い森703系」で上北町へ向かいます。
↑青い森703系
今までの在来型の車両よりも静かで快適かと思います。尤も、仙台地区のJRで走っている車両とそれ程大差はありませんが…。
青森地区に定期的に走る新車が入るのは何年ぶりでしょうか。
さて、上北町駅から歩いて温泉へ向かいます。徒歩5分ですが、雪がなければもう少し近いかもしれません。
↑玉勝温泉本館
玉勝温泉に到着です。古く鄙びた感じの建物ですが、中に入るとやっぱり鄙びています。
券売機があるのですが、青い森鉄道の定期券があると割引になるそうです。
割り引かなくとも、入浴料は210円なので破格なのですが。
↑簡易説明
さすがに浴室内は撮影できない状態だったのですが、脱衣所に掲げてある説明書きです。
ちなみに内部の浴槽は「ぬる湯(加水)」と源泉かけ流しの温泉の二種類があります。
なぜかぬる湯の浴槽には攪拌機があって、結構な音を出しております。
↑…だそうです。
源泉が47度と言うことで、ここら辺の人の入浴温度としては適温なので、源泉かけ流しで提供できるわけですね。
古い建物ですが、きれいに清掃されているので不衛生という感じは全くしませんでした。
経営者の方の温泉愛が感じ取れます。
脱衣所ですが、演歌が延々と流れているのは、それこそ経営者の趣味でしょうか?
↑常連様の基準は如何に?
つい最近から常連様限定で無料の日があるそうです。この常連様基準はどういったものでしょうか…。
自宅からもそれ程遠くないので、週1回行けば常連扱いになるのか、はたまた毎日同じ時間に来る方が常連扱いになるのか…多分後者だとは思いますが。
↑無料休憩室まわり
ここの温泉は無料の休憩室(番台前)のほかに、有料の休憩室もあるので敢えて無料と書かせていただきました。料金は野暮なホテルの休憩と同じくらいの料金(青森県平均)
休憩室には恐らく誰も乗らないであろう新幹線200系?と飛行機B747?のおもちゃがありました。
どちらも間もなく日本から消え去ろうとしているものです…。
地味に手入れがしっかりされているので、当面の間はこの温泉で生き延びると思います。
余談ながら、今のお子様達は新幹線はE5系、飛行機はB777だそうです。図鑑にそう書いてありました。私の世代は0系にB747SRに寝台特急は20系だったのですが…時代ですね。
↑成分分析表
温泉と言えばこの分析表がなければ話になりません。極稀に「温泉」と銘打っていても、実は地下鉱泉(所謂地下水)だったりするので、個人的には必ず確認したい掲示物です。
東北町の温泉は「メタケイ酸」という成分が豊富な温泉が多いのですが、この「メタケイ酸」は「美人の湯」と言われる成分で、50mg/kg以上の含有で温泉成分として認められている成分です。
一般的な効能は「皮下脂肪燃焼、血行を良くする、老廃物除去、美肌効果」とのことで、全国の温泉で有名なのは、鳴子温泉や鉄輪温泉などが有名どころです。
さすがに有名どころの成分まではいかなくとも、基準値以上は含有しているのでダイエットにもいいのでしょうか?
詳しい成分は写真をご覧ください。書くのが面倒です。。
<今回の温泉>
玉勝温泉(たまかつ おんせん)
青森県上北郡東北町上北南1-31-1088
成分…アルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性高温泉)
源泉…南谷地泉6号泉
営業時間…朝5:30~夜22:30
※詳しくは現地でお確かめください
入浴料…おとな210円
せっけん類の備付はありません。
青い森鉄道 上北町駅 出て左、徒歩5分程度。
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